読書の有用性は誰もが知るところですが、「なかなか読書が習慣化しない…」、「興味を抱いて買った本が開かれないまま本棚で眠っている」といったような声もよく聞かれます。(私です)
私自身もこれまで何度も読書を習慣化したいと思いつつ、挫折した経験を持っています。
そんな私が最近活用しているのが…
- 書籍紹介系Youtuberの動画を聞き流す
- 本の要約アプリ「flier(フライヤー)」を活用する
今回は後者の書籍要約アプリ「flier」を紹介いたします。

目次
本の要約アプリflier(フライヤー)とは
flier(フライヤー)は、良書との出合いを促進する時短読書サービスです。 通勤時間などのスキマ時間を活用して教養やビジネススキルを身につけられることから、 高い意欲をもつビジネスパーソンに広く利用されています。
引用:本の要約サイト flier(フライヤー) 公式WEBページ
flier(フライヤー)は、普通に読むと数時間かかるビジネス書などの本を、約10分で読めるように要約してあるWEBサービスです。
フリープランもありますが、こちらはお試し要素が強く、基本的には有料のサービスとなります。

シルバープランは有料の要約コンテンツを月に5冊まで読むことができ、ゴールドプランは有料の要約コンテンツを無制限に読むことが出来ます。
まずはフリープランで1冊10分の要約がどのようなものか体感し、自分に合うと思えばシルバープランもしくはゴールドプランで有料コンテンツを利用するのが良いでしょう。
flier(フライヤー)のいいところ
読破するのに数時間かかる本を1冊10分程度のスキマ時間で要約を読むことができる
まずはなんといってもこちらのメリット。意気揚々とAmazonでポチった本が最初の数十ページを読んだだけでいつの間にか本棚から出てこなくなる、なんてことは起こりませんか?(私です)
1冊の本を読破するだけの集中力がない面倒くさがりさんでもflier(フライヤー)を利用すれば、10分程度でその本のエッセンスを読破することが出来ます。
通勤途中や休憩中などのスキマ時間の活用にもピッタリです。
プロのライターが書いた要約を読むことでその本の理解度が深まる
専門のライターが要約を作成し、flier(フライヤー)側の品質チェックを通過した要約が載せられているため、要約のクオリティが高く、効率的にその本の理解度を深めることができます。再生速度の調節もできるので、自分に合った音声速度で要約を聞くことができます。
音声再生が結構便利
flier(フライヤー)には音声再生機能があります。10分の要約と音声再生の相性が結構良く、移動中などで画面を見ることができなくても音声だけ流して要約を聞くことができます。
要約を参考にして実際の書籍を購入するかどうか検討することができる
既に読書が習慣化している人の場合、さまざまな多くの本の中から次に読む本を選ぶわけですが、読んでみると購入前に期待していたほどの内容ではない本に当たることもあるでしょう。もしflier(フライヤー)に掲載されている本であれば、要約を読むことで本の内容をざっくり把握した上で実際に購入するかどうかを検討することができます。
flier(フライヤー)のよくないところ
実際にflier(フライヤー)を利用してみて思う、flier(フライヤー)のよくないところもいくつかご紹介します。
ゴールドプランの月額利用料が高い
月5冊分の要約で十分だという方は当然シルバープランを契約すれば良いのですが、もっとガッツリflier(フライヤー)を活用したい場合、ゴールドプランに契約することになります。上でもプラン別の月額料金を明示していますが、ゴールドプランは月額2,200円(税込)とかなり高い印象です。月額2,000円台のサブスクって他に何があるだろうと考えてもなかなか思いつかないくらいには高い印象です。
実際にフリープランやシルバープランを利用してみて感じた感覚と2,200円のコストを天秤にかけてみて判断いただければと思います。
10分の要約では物足りない
flier(フライヤー)は10分間という短時間で1冊の本の要約が読めるサービスなのですが、10分間の要約を読んでも内容が頭にあまり入ってこないという感覚に陥ります。私もflier(フライヤー)を最初に利用した際に感じたのですが、これはflier(フライヤー)というサービスの商品性を理解していないから陥る現象とも言えます。
flier(フライヤー)の公式WEBページにも、「良書との出合いを促進する時短読書サービス」とか「要約で概要を把握してから本を読むと、驚くほど効率的に読み進めることができます」と記載があるように、要約はあくまで本による読書の補助的な位置づけといえます。
つまり、要約を読んで実際に本を購入するかどうかを検討したり、購入した本の要約をあらかじめ頭に入れた上で本を読み進めたりといった利用の仕方が適しているのではないでしょうか。
読みたい書籍がない
「あの本が気になるけど、Amazonのレビューも参考にならないし、flier(フライヤー)で探してみよう!」と思って探してみてもその本はflier(フライヤー)に掲載されていない…仕方のないことですがこれはあります。自分が気になる本がことごとく掲載されていないということがあれば、本の趣味がflier(フライヤー)とは合っていないのかもしれません…

まとめ
いかがでしょうか。今回は読書好きな方にも、読書が苦手だけど習慣化したいという方にもそれぞれにおすすめできる書籍要約サービス「flier(フライヤー)」について紹介しました。flier(フライヤー)のいいところとよくないところの両面を理解して、ぜひ7日間の無料体験やフリープラン、シルバープランから利用してみることをお勧めします。